摩天楼語りがまだ終わっていませんがちょっと告知。
ちょっといろいろあって参加が危ぶまれるところだったのですが、8/9(日)TRCの「愛しのスリーピングプリンス10」への申込み、無事にできました。
まだ抽選落ちとか、それ以上にイベントそのものが延期/中止の可能性もかなりあるのですが、とりあえず自分にできる限りのことはやったぞということで。
それに合わせた新刊の告知を、先日Twitterで開催されたエアオンリーにて流しました。こちらの画像がその際に使ったものです。
Twitter開始直後からずっとお世話になっているフォロワーさんが今回も表紙イラストを手掛けてくださったのですが、本当に素晴らしくて。
今回のお話の舞台は、南イタリアのアマルフィ海外あたりをモデルにしています。作中に出てくる街はその中心都市・アマルフィを想定していますが、それ以外にも近辺のいろんな場所(を、モデルにした場所)も登場します。そしてキーアイテムはレモン。これは実際にアマルフィ海岸やそのご近所のシチリア島の名産品ですね。
そういったことや、あとは二人の服装とか、私的には今回のイメージソングとなったゲーテの「ミニヨンの歌」の詩とか……それらをお伝えした結果が、この絵になりました。本当にすばらしい。
下記に簡単なあらすじ紹介などなどを紹介した「裏面」(バーチャル告知ペーパーという体裁でつくったものなので)もございます。
地球上に実在する場所(とよく似た場所)で、二人が過ごす物語を書きたい。できれば、公務でちょろっと訪れたとかそういうものではなく、ゆっくりと、そこで生活するように滞在している様子を書きたい。そんな思いからできたお話です。
そしてもうひとつ。
このお話を、私は『摩天楼に降る涙』のイベントストーリー(王子ストではなくイベントストの方です)の後日談のつもりで書いています。理由はいろいろあるのですがまあそれは中身を見てくださいということで。
かたや雨の降りしきる近代的な大都会、そしてこちらは明るく晴れた海と空のある街。その対照にもちょっとした意味を含みつつ。
そんな感じで進めている新刊ですが、締め切りまであとちょっと。追い込みもがんばります。
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